+++第1章+++
これ以上苦しんだら
自分が壊れてしまうと思った
もう限界だと認めるしかなかった
だから
覚悟ができるまで
電話に出るまいと思っていた
数日後
電話が鳴った
留守電になって切れた
それだけで分かってしまう
すぐ後にケイタイが鳴る
これもすぐに分かってしまう
しばらく着メロを鳴らしたまま待っている
出るまいと堪えている
それでも
電話に出てしまった
私の様子を心配している
誤解はされたくなかったから
少しだけ説明する
そこから話しを引き出され
結局私は
覚悟を決めきらないまま
確かに終わりを告げてしまった
機械音のメロディーが
こんなに切なく響くのは初めてだった
しかもよりによって
「あなたとの日々」
こんな時に鳴るなんて・・・
2004.10.19 (2004.10.16)
どうしてだろう
ぼーっとする時間さえなければ
終わりを告げた自分を思い出さない
何も変わっていない
今までと同じ生活みたい
今まで二人で歩んできたと思っていた
私のこの数年
同じ道を寄り添って歩けないと分かったから
あきらめたのに
終わりたくないけど終わるしかなかったのに
あの日を境に何も変わらない生活
そう思うと虚しくなる
私が一緒に歩んできたと思っていた道のりは
もう既に別の道だったのだろうか
あの日よりとっくの昔に道は分かれていたのか
そうだとしたら
それに私は今まで気付かなかったのか
2004.10.19
(彼に対する)恋愛感情は?と聞かれた
彼が今言っている事が彼の本心とは限らないかもしれないよと言われた
・・・・・・・・・・・・・・・・
自分が言ったのに、実感がないのが怖かった
電話がかかってきて、少し話したら
駐車場の電話番号を教えてほしいと言われた
現実的。
こういう事で実感していく事になるのだろうか
電話で、今までと同じように会話をする
それもまたつらい
こうして普通に苦しまずに話せるのなら
終わる必要なんてなかったんじゃないか
そんな事が頭に浮かぶ
でも
終わるしかなかったんだよね
間違っていないはず
今まで経験した事のない
言い様のない苦しさを
これから感じていくのかな
2004.10.20
いや、今まで通りに普通の話しをできるのは楽しいんだけど。
結局何にも変わってないんじゃない?
私自身も変われていないのかもしれないけど。
何のために「終わりにしてほしい」と言ったのか分からなくなる。
あんなに悩んで迷って、限界だと思ったから、言ったのに。
とっても大きな一言を告げたはずだったのに。
私にだって、正直未練はある。
友達として存在していてほしいのも本音。
ひとつ肩の荷が降りたと思えたのは
単なる気のせいだったの??
2004.10.31
もう苦しみたくない
でも離れたくない
2004.11.6
彼は「変わらない」ことを選んだ
私には「変わらない」ことが耐えられなかったのに
それなら
私が変わるしかない
こんな歌をちょうど知っている
その歌だけが
ためらう私の背中を押してくれる
2004.11.11
彼と一週間話さなかった。
これでいいんだよね。
2004.11.16
「もうかけてこないで」
その一言が言えない
2004.11.17
多分もう私は
あの人に
何も求めてはいけないのでしょう
求めるべきではないのでしょう
こうして大きな溜め池を
失う事になる
厳密には私が捨てた事になる
でも
そうするしかなかったんだから
こうしないと自分を守れなかったんだから
2004.11.20
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