+++第7章+++


ずっとさみしかった

あの人と別れてからずっとさみしかった
あの人と付き合っていた時も本当はさみしかった
一緒にいられるはずの間柄なのに一緒にいられなくて
さみしくて仕方がなかった
でも言えなかった

一緒にいる時も私の心はさみしくて
二人でいるのにさみしくて
一緒にいるのにさみしいはずがないと
無意識のうちに自分に言い聞かせていた

だから
付き合っているという理由だけで
私はさみしくないはずだと思おうとしていた

別れてからは
ひとりになったから
さみしいのは仕方がないと思っていた
それ以外の葛藤と戦うためには
さみしがってばかりいられないと思っていた
「ひとりでいてもさみしくないこと」が
ひとつの目標になっていた

そして
ひとりでいても平気になった
さみしいと思わず過ごせるようになった

別れても平気
一人でも過ごしていけると
そう思えるようになりたかったから

そして今
やっと自分の本当の気持ちを
自分で認められるようになった
思いもよらなかった
こころの奥底の答えを

あの人がいるのに本当はさみしかった過去
ひとりで平気でいられるようになってもさみしいという
今現在の事実
ずっとさみしさを認められずにいた自分
これが私の本当の姿だと思える
回り道してやっとここまでこれたんだ

こんな自分だなんて
人には知られたくない
でも自分には素直でいたい
まだ受け入れられずにいるかもしれない
ただ
認めるところまではできるようになったと思う

2006.3.26



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